夏光の時

statement

窓から差し込む夏の光が、カーテン越しに柔らかな光として室内に広がっていた。

机と椅子が置かれた部屋は、簡素だがどこか懐かしさを感じさせる。

遠い記憶、椅子に座って机に頬杖をつく後ろ姿。

ゆるやかにカーテンが揺れて、夏の光は時を静かに映し出す。

香取神宮の森

statement

拝殿に向かう道、夕暮れの光が一本の幹を浮かび上がらせていた。

私は惹きつけられるようにその場に立ち止まった。

場の力によって守られてきた森は、常に自然の循環を保ち続けている。
そして私は偶然にその出来事に居合わせた。

傾きかけた光は、一日の終わりを告げるように香取神宮の森を照らしていた。